女性のダイエット中の悩みとして、体重の減り方に何故かバラつきがあるんだよなー。 そんな事が起こる事もあると思います!そんな時に考えたいのは「生理との関係」です。女性にとって切っても切り離せないこの「生理」とダイエットの関係と対策を紹介していきます。
生理周期(ホルモン)の理解
約28日の周期で行わている生理周期ですが、ダイエットの観点で理解しておきたいホルモンについて説明していきます。
- エストロゲンホルモン(卵胞ホルモン)
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
- エストロゲンホルモン
エストロゲンホルモンの働きとしては、①基礎体温を下げる②妊娠に備え、子宮内膜を厚くする③自律神経や骨、皮膚の働きに関わるなどの働きがあります。特徴としては、身体的、精神的な安定を計っています。分泌時期は、月経の終わり頃~排卵前(約14日間)
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
プロゲステロンホルモンの働きとしては、①受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にする②体に水分や栄養をため込む③食欲を増進させるなどがあります。特徴としては、身体的、精神的な不安定な状態を作ります。分泌時期は、排卵後~次の月経まで(約14日間)
上記のホルモンを理解すると、ダイエットがしやすい時期→エストロゲンホルモンが優位な時期の約14日間 ダイエットがしにくい時期→プロゲステロンが優位な約14日間という事が分かります。
ここからは、時期ごとの対策と積極的に行うべきことをご紹介していきます。
エストロゲンホルモンが優位な時期に積極的に行いたい事
- 積極的な運動(有酸素運動、筋トレ)と食事管理
- ファスティング(長期、短期含む)
- 積極的な運動(有酸素運動、筋トレ)と食事管理
エストロゲンホルモンが優位な時期というのは、体重の減少=体脂肪の減少に向いている時期と言えます。筋力トレーニングは長期的な目線で脂肪を燃やしやすい体を作ってくれます。有酸素トレーニングは直接脂肪燃焼に働き、体脂肪の燃焼にアプローチしてくれます。この2つ運動を組み合わせてガンガン理想の体に向けて取り組んでいきましょう。(週2回程度30分以上の運動が効果的です!)
- ファスティング(長期、短期含む)
最近だとよく耳にする機会も増えたこのファスティングはこの時期に行うことで効果、体調ともに高い効果を発揮してくれます。ダイエットのスタートダッシュとして行ったり、腸内環境の改善(本来のファスティングの意味)に行うのが良いです!この時期(体調の安定期)でなく、プロゲステロンホルモン優位(体調不安定)に行ってしまうと、体調の悪化のリスクもあり、効果も今一つというリスクもあるので、注意が必要です!
プロゲステロンホルモンが優位な時期に行いたい対策
- 痛みの原因物質は避ける
- 食欲が増進するので栄養価の高い物かつ、ヘルシーなものを選択する
- 運動は体調と相談(ストレッチなどでも良い)
- 痛みの原因物質は避ける
生理痛がひどい方などに、おすすめなのがオメガ6脂肪酸の摂取を控えるという事です。痛みの原因物質=オメガ6脂肪酸から生成されています。オメガ6脂肪酸というと、バター、サラダオイル、肉の油、生クリーム、などがあげられます。上記の様な食品の摂取を控えることで痛みが楽になる事があります。また、オメガ3脂肪酸(魚の油、アマニ油など)は逆に炎症を押される作用があるので、積極的に取るべき食品だといえます。
- 食欲が増進するので栄養価の高い物かつ、ヘルシーなものを選択する
この時期は、ホルモンの影響で体重を落としにくいです。心構えとしては、いかに現状の体重をキープ出来るかという気持ちを持つことが大事です。その為に、野菜や海藻類を摂取し、ヘルシーな食材で満足感を高める努力が大事です。また、栄養価の高い食事(卵、穀物類など)を取り体調を整える意識も大事です。スイーツをドカ食いなどをしなくていいと思える、栄養摂取が大事です。
- 運動は体調と相談(ストレッチなどでも良い)
運動は消費カロリー上げることでダイエットを加速させますが、この時期に無理をしてまでやる必要はありません!少し軽めにやる、いつもの半分だけやるでも十分です!また、体調が良くない場合はストレッチも有効です。副交感神経が優位になるので、リラックス効果があります。可能な範囲で取り組んでいきましょう。
まとめ
本記事では、生理とダイエットの関係と注意して取り組みたい事。意識すると上手くいきやすい事という観点からご紹介してきました。自分の体を自分で理解してあげると体重のコントロールは行いやすいです。少しでも、参考になりましたら、幸いです。