近年では、テレビやネットでも多く耳にする様になった「プロテイン」ですが、多くの商品が流通しています。実際に飲んでいる方の中にもプロテインの種類などはよく分からず何となく選んで購入した方もいると思います。本記事では、プロテインの種類や選び方という観点から皆様に自分に合う物を選択できる様にまとめていきます
そもそもプロテインとは?
プロテインとは、体を作る主な材料になるアミノ酸(タンパク質)を取ることのできる粉上の物になります。食事でも、もちろんアミノ酸は取ることは可能ですが、純粋なアミノ酸のみを摂取する事が出来るプロテインパウダーは使用方法によっては、とても有効だと言えます!!
プロテインの種類
プロテインは種類がいくつか存在し、特徴がそれぞれ異なります!
- ホエイプロテイン
- ガゼインプロテイン
- ソイプロテイン
- その他
- ホエイプロテイン
プロテインと代表格とも言え、最も馴染みのあるプロテインがこの「ホエイプロテイン」です! 原材料は牛乳になります。細かくいうと、牛乳由来の成分の中の、ガゼインと乳脂肪を取り除き残ったものがこのホエイになります!身近な物だと、ヨーグルトの上の方に透明な汁が溜まることがありますが、あの透明な汁がホエイです! 特徴としては、最も体への吸収率が早くトレーニング後や運動後に体の筋肉の修復目的で摂取される事が多いです。
- ガゼインプロテイン
「ガゼインプロテイン」は、ホエイと同じく牛乳由来の成分から出来ています。 特徴としては、その他プロテインと比較しても、最も吸収速度が遅い事が特徴です。吸収速度が遅い=胃の中に滞留している時間が長いので、空腹感が感じにくくなります!使用される例としては、食事が取れないくらい忙しい方などでプロテインなら飲む時間はあるという方などは1杯飲むことで、空腹感の減少が期待出来ます!
- ソイプロテイン
「ソイプロテイン」は、大豆由来の成分から成っているプロテインです。大豆由来=イソフラボンを多く含んでいるので、女性に特におすすめです! ※イソフラボンは女性ホルモンと似た成分なので、ホルモンの安定などの補助をしてくれます。 特徴としては、ガゼインプロテインほどではないですが、吸収速度がゆっくりなので腹持ちが良く、間食としての価値も高いです
- その他プロテイン
上記にご紹介した3つのプロテインが多くのプロテイン商品として販売されていますが、中には「米を主成分としたプロテイン」などの変わり種的なプロテインも存在します!通常プロテインに飽きた人などはおすすめですね!
目的別おすすめのプロテイン!
ここからは、目的別でプロテインの特徴を考慮したおすすめの取り方をご紹介していきます
- 筋肉を付けたい男性
- 筋肉を付けたい女性
- ダイエット中の方
- 忙しく食事が中々とれない方
- 筋肉を付けたい男性
男性で筋肉を付けていくためには、タンパク質の摂取は必要不可欠です!そこでおすすめのプロテインは「ホエイプロテイン」です!特にトレーニング後30分以内に摂取することで吸収率の早い特徴を存分に使う事が出来ます。食事の他に、トレーニング後や就寝前などに取るようにしましょう!
- 筋肉を付けたい女性
同じ筋肉を付けたいという目的でも、女性であれば「ソイプロテイン」「ホエイプロテイン」と2つの選択肢があるでしょう。トレーニングはホエイプロテインを取り、就寝前はソイプロテインを取るなどの使い分けができます。どちらの成分(特徴)も女性には外せないくらい大事な物です! 中には、ソイプロテイン、ホエイプロテインの両方の成分が配合がされているハイブリットなプロテインもあるので、おすすめです!!

- ダイエット中の方
ダイエット中の方には、「ガゼインプロテイン」がおすすめです。ダイエット中は、空腹感がある場面も多いので対策として中でもガゼインプロテインを取ることをおすすめしています!就寝前もおすすめですね!※ダイエット中でも必要量のタンパク質を取ることは筋力を維持する事に役立つのでとても大事です。
- 忙しく食事が中々とれない方
忙しくて食事が取れない方は「ホエイプロテイン」「ガゼインプロテイン」両方ともおすすめです! 商品の中には、ビタミン配合の物や糖質を含んだ商品もあるので、特におすすめです。忙しい中でも効果的に栄養を取ることで健康の維持、増進に役立ちます!
プロテイン摂取の際の注意点
効果的なタイミングで飲めば良い効果をもたらしてくれるプロテインですが、注意点もあります。 「一度に大量に取らない」「プロテイン以外での食事もバランスよく取る」ここは、とても重要です。一度に大量のプロテインを摂取しても体は吸収できずに体調を悪くします(腹痛など)。摂取めあすを厳守し飲んでいきましょう。また、プロテインを飲んでいるから普段の食事を取らない、おろそかにする(栄養バランスを考えない)事はとても危険です。プロテインはあくまで、栄養を補助してくれる食品なので、普段の整った食事があって初めて効果を発揮してくれます。
まとめ
本記事では、プロテインの種類からおすすめの取り方、注意点をご紹介してきました。皆さんの健康増進やより良い体作りに生かしてもらえたら幸いです!